鶏肉レシピ一覧










鶏肉の効能(薬膳)
【五味】甘味
【五性】温性
【帰経】脾胃
【効能】温中・補気・益精・填髄・降逆
【適応】体力の低下・食欲不振・冷えによるげっぷ・しゃっくり・嘔吐※ささ身は高たんぱく・低脂肪、たんぱく質の消化・吸収率がよい。手羽先、骨付きもも肉にはコラーゲンが豊富。
(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)
薬膳では「以臓補臓(いぞうほぞう)」という思想があり、弱っている臓器と同じ部位を食べることで、その機能を補えるという考え方があります。そこで鶏肉の皮はお肌に、骨付き肉は骨や筋肉に、レバーは肝臓、砂肝は胃に良いといわれています。加齢と共に膝や関節の痛みが気になり始めたら骨付き肉を食べるとよいでしょう。
また、鶏肉には気血を補い、生殖機能を高め、骨髄や脊髄を栄養する作用やお腹を温めて働きを活発にする作用があるため、スタミナ不足や疲労の回復、老化予防などに有効とされています。
栄養面では、高たんぱく低脂肪で、良質のたんぱく質である必須アミノ酸のメチオニンが豊富に含まれます。特にささ身やむね肉は低脂肪でたんぱく質の消化吸収率が高く、健康的なダイエット食としてもおすすめです。
むね肉には、抗酸化作用や抗疲労効果が認められているカルノシン、アンセリンと呼ばれるジペプチドが鶏肉の部位の中で最も多く含まれます。中国や台湾では、産後の体力回復食として、牛肉よりも鶏肉を食べる習慣があるそうですよ。
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