夏のレシピ

夏は老け顔になりやすい季節といわれています。
紫外線の影響でシミやくすみができやすくなるのはもちろんですが、暑さで身体にこもった熱がお肌の水分と栄養分を奪ってしまうのも原因だと考えられています。

薬膳ではそんな老化現象を防ぐために、体の内から熱を冷まして水分と栄養分を補給してくれる、きゅうりやトマトなどの夏野菜をおすすめしています。

また日本の夏は高温多湿なため、体が重だるい、頭痛、むくみ、胃の不快感、下痢などの症状を伴う場合には、水分代謝を促して余分な水分は排出してくれる、ハト麦や枝豆、グリーンピース、インゲンなどの豆類も摂るとよいでしょう。

冷たいものを食べたくなる季節ですが、胃腸の機能を低下させてしまうので気を付けましょう。(74歳まで美しかったといわれる中国の女帝西太后は、冷たいものをけっして口にしなかったといわれています。)