食性の色分け…=体を温める温熱性/=体を冷やす寒涼性/=温めも冷やしもしない平性

材料 3~4人分

  • 鶏レバー(又は砂肝)300g
  • 自然塩    少々
  • 片栗粉    適量
  • —<タレの材料>—
  • 醤油     大2
  • みりん    大2
  •       大1
  • 砂糖     大1

作り方

■レバーの下処理方法はこちら
■砂肝の下処理方法はこちら

  1. 下処理したレバーの水気を拭いたら片栗粉を軽くまぶし、を敷いたフライパンで焼く。
  2. 軽く焦げ目がついたら裏返し、少々(分量外)を加え、蓋をして3分程蒸し焼きにしたら、火を止めて余熱で火を通す。
  3. 火が通っているか確認したら再び火をつけ、<タレの材料>を加える。
  4. 少しとろみがついたら完成。
  5. 余裕があれば串に刺して、レモンをかけてお召し上がり下さい。

鶏レバー 下処理方法

ちょっとグロくてすみません…
写真左側が購入時の姿で、ハツ(心臓)とレバー(肝臓)が繋がっている状態が多いかと思います。

torireba-noshitasyori

  1. 右側のように一口大に切り離します。
  2. ハツは白い部分を少し残して切り落とし、半分に開きます。
  3. 水にさらして血の塊を取り除いたら水気をきっておきましょう。

★レバーの臭みが気になる方は、③の行程でしばらく牛乳に浸す(冷蔵庫で)と良いそうです。
生協(美味しい安心食材生活クラブ宅配)の鶏レバーは新鮮で臭みが気にならずおすすめです。

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焼き鳥レバーと砂肝におすすめ献立

焼き海苔・紫蘇たっぷり「しらす丼」
ajinonamerou
鯵(アジ)のなめろう
uwajimataimeshi
宇和島風「鯛めし」

鶏レバーの焼き鳥風の薬膳効能

薬膳では「以臓補臓(いぞうほぞう)」という思想があって、弱っている臓器と同じ部位を食べることで、その機能を補えると考えられています。

レバーは動物の肝臓なので、肝臓の働きを助ける作用が期待できます。

薬膳で考えられている肝臓の働きには、西洋医学の肝臓の機能を含む他、気血の流れや血の貯蔵、血の量などを調節して全身にスムーズに送る働きや情緒や自律神経の調整などにも関係します。

そのため貧血や血行不良の改善ストレスの緩和などに役立ち、また肝と経絡で繋がるにも関係するため、夜盲症や疲れ目の改善などにも効果が期待できます。

栄養面では、貧血の予防に役立つ鉄分や葉酸が豊富に含まれ、脂質や糖質の代謝に欠かせないビタミンB1、皮膚や粘膜を保護して免疫機能を高めたり、夜盲症の予防、視力を維持する作用のあるビタミンAなどが豊富に含まれています。

また、肝臓と言えばアルコールの代謝を担う臓器
せひビールのお供にもいかがでしょうか。

鶏レバーレシピと薬膳効能はこちら

砂肝レシピと薬膳効能はこちら

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