食性の色分け…赤=体を温める温熱性/青=体を冷やす寒涼性/黄=温めも冷やしもしない平性
材料 3~4人分
- 鶏レバー(又は砂肝)300g
- 自然塩 少々
- 片栗粉 適量
- —<タレの材料>—
- 醤油 大2
- みりん 大2
- 酒 大1
- 砂糖 大1
作り方
- 下処理したレバーの水気を拭いたら片栗粉を軽くまぶし、油を敷いたフライパンで焼く。
- 軽く焦げ目がついたら裏返し、酒少々(分量外)を加え、蓋をして3分程蒸し焼きにしたら、火を止めて余熱で火を通す。
- 火が通っているか確認したら再び火をつけ、<タレの材料>を加える。
- 少しとろみがついたら完成。
- 余裕があれば串に刺して、レモンをかけてお召し上がり下さい。
鶏レバー 下処理方法
ちょっとグロくてすみません…
写真左側が購入時の姿で、ハツ(心臓)とレバー(肝臓)が繋がっている状態が多いかと思います。
- 右側のように一口大に切り離します。
- ハツは白い部分を少し残して切り落とし、半分に開きます。
- 水にさらして血の塊を取り除いたら水気をきっておきましょう。
★レバーの臭みが気になる方は、③の行程でしばらく牛乳に浸す(冷蔵庫で)と良いそうです。
生協(美味しい安心食材生活クラブ宅配)の鶏レバーは新鮮で臭みが気にならずおすすめです。
焼き鳥レバーと砂肝におすすめ献立
鶏レバーの焼き鳥風の薬膳効能
薬膳では「以臓補臓(いぞうほぞう)」という思想があって、弱っている臓器と同じ部位を食べることで、その機能を補えると考えられています。
レバーは動物の肝臓なので、肝臓の働きを助ける作用が期待できます。
薬膳で考えられている肝臓の働きには、西洋医学の肝臓の機能を含む他、気血の流れや血の貯蔵、血の量などを調節して全身にスムーズに送る働きや情緒や自律神経の調整などにも関係します。
そのため貧血や血行不良の改善、ストレスの緩和などに役立ち、また肝と経絡で繋がる目にも関係するため、夜盲症や疲れ目の改善などにも効果が期待できます。
栄養面では、貧血の予防に役立つ鉄分や葉酸が豊富に含まれ、脂質や糖質の代謝に欠かせないビタミンB1、皮膚や粘膜を保護して免疫機能を高めたり、夜盲症の予防、視力を維持する作用のあるビタミンAなどが豊富に含まれています。
また、肝臓と言えばアルコールの代謝を担う臓器。
せひビールのお供にもいかがでしょうか。
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