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鶏レバーレシピ一覧

焼き鳥レバー・砂肝
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鶏レバー入り「そぼろご飯」
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鶏レバーのレタス包み
鶏肉のレバニラもやし炒め
reba-syougani
鶏レバーの生姜煮

鶏レバーの効能(薬膳)

【五味】甘味・苦味
【五性】温性
【帰経】肝腎脾
【効能】養肝・補腎・補血・明目・消疳
【適応】視力低下・夜盲症・小児栄養不良・消化不良・夜尿症

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

薬膳では「以臓補臓(いぞうほぞう)」という考え方があって、弱っている臓器と同じ部位を食べることで、その機能を補えるという考え方があります。

レバーは動物の肝臓のことなので、肝臓の働きを助ける作用が期待できます。

薬膳で考えられている肝臓の働きは、西洋医学的な肝臓の働きとは少し異なり、気血の流れや血の貯蔵、血の量などを調節して全身にスムーズに送る働きや情緒や自律神経の調整などにも関係します。

さらに中医学の理論では、経絡で「」と繋がっているため、疲れ目や視力低下などにも関係すると考えられています。

栄養面でも、貧血の予防に役立つ鉄分や葉酸が豊富に含まれ、脂質や糖質の代謝に欠かせないビタミンB1、皮膚や粘膜を保護して免疫機能を高めたり、夜盲症の予防、視力を維持する作用のあるビタミンAなどが豊富に含まれています。

また、冷えは「万病のもと」といわれていますが、その冷えの要因のひとつは「貧血」です。

血の巡りが悪いから冷えているのではなく、そもそも巡らす血が足りていないという場合もあるので、冷え症の方にもレバーはおすすめの食材です。

体が温かく、血流がよいと老化のスピードも緩やかになるそうですよ。