食性の色分け…赤=体を温める温熱性/青=体を冷やす寒涼性/黄=温めも冷やしもしない平性
材料 2~3人分
- 鶏レバー(又は砂肝)300g
- もやし 1袋(200g)
- ニラ 半束
- 玉ねぎ 1/2個
- 片栗粉 大2
- 塩・胡椒 少々
- —<下味の材料>—
- 酒 大1
- 醤油 小1
- 生姜汁 小1
- —<味付け調味料>—
- 鶏ガラスープ 大1弱
- きび砂糖 大1/2
- 醤油 大1/2
- オイスターソース 大1
- 酢 大1/2
作り方
下準備1:下処理したレバーを薄めに切って(鶏レバーの下処理★砂肝の下処理♦参照)<下味の材料>につけておく(10分程)
下準備2:<味付け調味料>の酢以外を混ぜ合わせておく
- もやしはさっと洗ってザルにあげ、ニラは長さを4㎝に切り、玉ねぎは1.5㎝巾に切る。
- 下味につけたレバーの水けを拭き取り、塩・胡椒をふって片栗粉をまぶす。
- フライパンに多めの油を敷き、②を揚げ焼きにして(油はねに注意)一度取り出す。
- フライパンの余分な油を捨て、野菜類をさっと炒めて③を戻し入れる。
- <味付け調味料>の酢以外を加えてざっと炒めたら、酢を加えて完成。
♦レバーを炒める前に片栗粉をまぶすことで(行程②)ふっくら仕上がります!
★鶏レバーの下処理★
ちょっとグロくてすみません…
写真左側が購入時の姿で、ハツ(心臓)とレバー(肝臓)が繋がっている状態が多いかと思います。
- 右側のように一口大に切り離します(炒め物には薄めに切る)。
- ハツは白い部分を切り落として、半分に開きます。
- 水にさらして血の塊を取り除いたら水気をきっておきましょう。
★レバーの臭みが気になる方は、③の行程で牛乳にしばらく浸す(冷蔵庫で)と良いそうです。
生協(美味しい安心食材生活クラブ宅配)の鶏レバーは新鮮で臭みが気にならずおすすめです。
♦砂肝の下処理♦
★側面にくっついている青白い「筋」を取り除き、火の通りやすい大きさに切っていきます。
①砂肝は洗って水けを拭き取る。
②写真のように筋を下にして置き、真ん中の筋からそぎ落とす(包丁をまな板に押し滑らせるようにして)。又は、手でめくるように剥がすこともできる。
★レバーの下処理はちょっと無理という方には、生協(美味しい安心食材生活クラブ宅配)の冷凍食品がおすすめです。
私も面倒なときはこちらを利用しています。
鶏肉のレバ(砂肝)ニラもやし炒めにおすすめ献立
鶏肉のレバ(砂肝)ニラもやし炒めの薬膳効能
レバーは動物の肝臓。
薬膳では「以臓補臓(いぞうほぞう)」といって、弱っている臓器と同じ部位を食べることで、その機能を補えるという考え方があります。
薬膳でいう肝臓の働きには、造血や血の巡り、自律神経や目などに関係し、肝臓が不調だと、貧血や血栓のほか、イライラや疲れ目、視力低下などが起りやすくなると考えられています。
ニラには、全ての臓器を温め、各機能を回復させる作用があるとされ、血の巡りを活発にし、胃腸や肝臓、腎臓の機能を高め、生殖機能を強くし、膝・腰を丈夫にするといわれています。
栄養面ではニラには、レバーに含まれるビタミンB1の吸収を高めるアリシンが豊富に含まれるため、疲労回復やスタミナアップにも役立ちます。