>にらの効能はこちら

にらレシピ一覧

ニラたっぷり「マーボー春雨」
kurokikuragetohotatenoyasaiitame
黒きくらげとホタテのニラ玉塩麹炒め
鶏肉のレバニラもやし炒め

にらの効能(薬膳)

【五味】辛味
【五性】温性
【帰経】肝胃腎
【効能】補陽・降気・舒筋・活血・化瘀・解毒
【適応】冷え・吐血・鼻血・血尿
【作用】血栓予防・狭心症予防

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

ニラは古くから薬効のある野菜として食べられてきました。

葉は「韮白(きゅうはく)」、種は「韮子(きゅうし)」と呼ばれる強精強壮の漢方薬としても用いられています。

食材としては、全ての臓器を温め、各機能を回復させる作用があるとされ、血の巡りを活発にし、胃腸や肝臓、腎臓の機能を高め、生殖機能を強くし、膝・腰を丈夫にするといわれています。

また血流の停滞や血管の収縮、血液の粘りなどによって生じる瘀血(おけつ)と呼ばれる悪い血の停積をとかす作用があるとされ、血栓や狭心症の予防に有効とされています。

栄養面では、ニラに含まれるアリシンには、強い抗酸化作用や胃酸の分泌を促し、消化を促進する作用があります。

アリシンは、ビタミンB1と結合するとその吸収を助け、疲労回復効果を高めるため、ビタミンB1を多く含む豚肉やレバーと調理するレバニラや餃子は、スタミナがつく理にかなった組み合わせなんですよ。

また葉には、βーカロテンやビタミンⅭ、ビタミンEなどの抗酸化ビタミンが豊富に含まれ、がんや生活習慣病の予防、老化の抑制、カゼの予防などに有効な健康効果の高い食材です。