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鯛レシピ一覧

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鯛の効能(薬膳)

【五味】甘味
【五性】微温
【帰経】脾胃腎
【効能】健脾・益精・通乳・補腎・利水・消腫
【適応】貧血、下痢、瘀血
【作用】体力回復・肥満予防・美肌

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

縁起のいい色と語呂が「めでたい」に通じることから、祝いの席には欠かせない存在の鯛。薬膳では、老化と関わりの深い「腎」の不足を補うとされ、特にお頭には精力をつける作用があるといわれています。また、胃腸を整え、消化吸収機能を高める作用や利尿してむくみを解消する作用があるとされています。

脂質が少なく消化吸収しやすいたんぱく質の多い鯛は、体力のない方の補強食やダイエット食に適し、美肌を導く食材とされています。

栄養面をみると、皮膚や粘膜を強化するビタミンA、糖質の代謝疲労回復に欠かせないビタミンB1などのビタミン類や体内の水分バランスを調整するカリウムなどのミネラル類を多く含みます。また、体表の赤い色素はアスタキサンチンという非常に強い抗酸化力を持つ成分で、紫外線によるシミ、しわの発生を予防する働きがあります。