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牛肉の効能(薬膳)

【五味】甘味
【五性】平性
【帰経】脾・胃
【効能】補気・活血・建脾・補血・強筋骨
【適応】倦怠感・貧血
【作用】食欲増強・体力補強

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

牛の胆石は「牛黄(ごおう)」と呼ばれる漢方薬で、滋養強壮、強心、解熱、高血圧・肝障害の改善などに使用されています。

昨今では、疲労回復滋養強壮に効果のある栄養ドリンク剤などにも配合されている漢方薬です。

薬膳では牛肉には、気力をつけて無気力の改善、筋力をつけて足腰を強化する作用、弱った胃腸の機能を高めて丈夫にする作用などがあるとされています。

また血を補い巡りを活発にする作用があるため、貧血や血行不良にもよいとされています。

栄養面では、筋肉増強に欠かせない必須アミノ酸が揃う良質なたんぱく質貧血の予防に役立つヘム鉄、亜鉛、ビタミンB12などが豊富に含まれます。

特に亜鉛の含有量は、牡蠣には及ばないがトップクラス。

亜鉛はたんぱく質の合成や細胞の新陳代謝にかかわる重要な成分で、不足すると皮膚炎や脱毛、味覚障害、生殖能力の低下や免疫機能が低下しやすくなったりします。

日々の食事で肉と魚介類をバランスよく摂り入れていれば不足しにくいといわれていますが、アルコールや加工食品に含まれる添加物の中には、亜鉛の吸収を阻害するものがあるというので注意が必要です。

高齢で元気な方ほど肉を食べる習慣があるという理由がわかりますね。

コレステロールや脂質が気になる方は、赤身の多いもも肉を食べるようにするとよいでしょう。