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そら豆のグリル焼き

そら豆の効能(薬膳)

【五味】甘味
【五性】平性
【帰経】脾胃
【効能】補中・補気・建脾・利湿
【作用】胃酸過多・腹水・むくみ

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

「空豆(そらまめ)」という呼び名は、さやが空に向かって伸びる姿に由来しているといいます。

薬膳では豆類には胃腸の機能を高め、体の余分な水分を取り除く作用があるとされ、むくみや湿度からくる胃の不調に有効とされています。

栄養面では、未熟なうちはビタミンⅭが豊富で、成熟するほどたんぱく質や糖質のほか、カリウム、カルシウム、リン、鉄などのミネラル、ビタミンB群の含有量が多くなるといいます。

脂質に含まれるレシチンには、血栓を溶かす作用やコレステロールの上昇を抑える働きがあるといわれ、動脈硬化の予防に有効とされています。

4月~6月頃まで出回り、茹でたり焼いたりするだけで美味しく頂けるのでついつい食べ過ぎてしまいがちですが、豆類は消化しにくいため、多食は逆に胃腸に負担をかけてしまいます。

さらに、そら豆はアレルギー源にもなりやすいというので、1日10~20粒程度までにして食べ過ぎに注意しましょう。