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黒胡麻レシピ一覧

tebasakikurogoma
黒ごまたっぷり「手羽先のオーブン焼き」
satumaimokinpira
さつまいもとにんじんのきんぴら
satumaimogohan
さつまいもご飯
sui-topoteto
スイートポテト

黒胡麻の効能(薬膳)

【五味】甘味
【五性】平性
【帰経】脾肺肝腎
【効能】補肝・補腎・通便・潤燥・補血・益精
【適応】五臓の衰え・足腰の衰え・めまい・耳鳴り・白髪・便秘・脱毛
【作用】老化防止

※すったり、刻んだりすると吸収率が高まる
※抗酸化作用

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

74歳まで美しい肌で白髪もなかったといわれる中国の女帝西太后は、美容のために「黒胡麻」をせっせと食べていたといわれています。

薬膳では、黒胡麻には血液と体液を増やす作用があるとされています。

髪の毛は「血余(けつよ)」といって血の余りで作られていると考えられているため、黒ごまを毎日少しずつ食べると髪が黒くなりお肌がつややかになるといわれています。

さらに五臓の「肝」と「腎」の機能を高めるため、足腰のだるさ、耳鳴り、脱毛、精力減退、生理不順など加齢による不調に有効で、老化予防の薬膳料理に欠かせない食材です。

栄養面では、ゴマリグナン、ビタミンEなどの強力な抗酸化成分や鉄分、カルシウム、セサミンなど、お肌や髪にいい成分が豊富に含まれていることがわかります。

また胡麻に含まれる油分は腸を滑らかにするため、食物繊維をたくさん摂っているのに出ないという方の便秘解消に役立ちます。

これらの効能は黒胡麻だけでなく白胡麻にもありますが、薬膳では老化防止には「黒胡麻」、便秘には「白胡麻」といわれています。

毎日大さじ1杯程度食べることで効果が期待できますが、胡麻は種皮がかたくそのままでは栄養素を吸収しにくいので、すり胡麻にして頂くとよいでしょう。