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落花生の効能(薬膳)

【五味】甘味
【五性】平性
【帰経】脾肺
【効能】潤肺・和胃・止咳・利水・通乳・健脾・通便・化痰
【作用】から咳・栄養不良・食欲不振・かっけ・むくみ・消化不良・母乳不足・便秘

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

落花生の収穫は秋で、丁度空気が乾燥して喉に不調が現れやすい時期です。

自然の摂理はよくできていて、落花生には肺を潤す作用があり、から咳や声がれ、乾燥肌の改善に役立つといわれています。

また、胃の調子を整え丈夫にする作用があり、食欲不振、便秘の解消にも有効とされています。

栄養面では、落花生の実の半分は脂質とされ、30粒ほどでご飯約1杯分のカロリーになるというので、食べ過ぎには注意した方がいいかもしれませんが、食べないのは損です。

というのも、落花生に含まれる脂質はオレイン酸などの不飽和脂肪酸であるため、悪玉コレステロールを抑制する働きがあり、動脈硬化や高血圧の予防に役立ちます。

また、コエンザイムQ10という成分に、加齢に伴い衰える細胞を活性化させ若々しく保つ効果があるといいます。

アルコールの代謝を促すナイアシンや抗酸化作用の高いビタミンE、糖質の代謝に欠かせないビタミンB1、骨粗鬆症の予防に役立つマグネシウムなども豊富に含まれます。

さらに脳の老化抑制に有効とされるコリンやレシチンなどを含み、中国では落花生を「長生果(ちょうせいか)」と呼び、お汁粉にして老化を防ぐための高齢者の薬膳料理に使われるそうですよ。

食べなきゃ損ですね。
ただ脂質は酸化しやすく、酸化すると逆に身体に有害な物質となってしまうため、ご購入の際は短期間で食べきれる量を買うか、冷凍保存することをおすすめします。