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ひじきレシピ一覧

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ひじきと大豆の煮物
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ひじき入り炊き込みご飯
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レンコンとひじき入りおろしハンバーグ
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ピリ辛ひじきのそぼろ煮

ひじきの効能(薬膳)

【五味】苦味・鹹味
【五性】寒性
【帰経】肝腎
【効能】軟堅・消炎・清熱・栄髪・補血・養心
【適応】貧血
【作用】血栓予防・動脈硬化予防
【備考】甲状腺ホルモンの分泌促進・骨粗鬆症・精神安定・不眠など

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

薬膳では黒色の食材は老化と関わりの深い「腎」の機能を高めるとされ、老化予防、加齢による様々な不調に良い食材とされています。

また髪の毛は「血余(けつよ)」といって血の余りと考えられていて、ひじきには血を補う作用や栄髪作用があり、髪の毛が細くなって抜け毛が増えてきたなという更年期の症状に役立ちます。

ひじきの旬は春ですが、乾燥物が年中出回っている食材ですので「腎」の機能が低下しやすい冬にもおすすめの食材です。

ただ性質が寒性なので、冬は体を温める食材の生姜や鶏肉、お酢などと食べ合わせると良いでしょう。

栄養面ではミネラル類を多く含み、鉄分の含有量は訂正されて少なくなったようですが、それでもカルシウムとマグネシウムは海藻類の中でもっとも多く含むといわれています。

カルシウムは加齢とともに不足しがちな栄養素で骨粗しょう症予防に欠かせない成分です。

カルシウムとマグネシウムはバランスよく摂取する必要があり、干しひじきにはそれらが理想的なバランスで含まれているそうですよ。

また水溶性の食物繊維が多く含まれ便秘の解消に役立ち、糖質と脂質の代謝を助け糖尿病や動脈硬化予防に効果が期待されているクロムを含み、低カロリーで美容・ダイエット食としてもおすすめです。