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紫蘇レシピ一覧

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豚しゃぶと豆腐の香味サラダ
shisosakecyaduke
紫蘇たっぷり鮭茶漬け
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焼き海苔入り「しらす丼」

紫蘇の効能(薬膳)

【五味】辛味
【五性】温性
【帰経】肺脾
【効能】解表・散寒・行気・和胃・解毒
【適応】感冒・嘔吐・胃の不快感・腹の冷え、痛み・のどの詰まり感
【作用】解魚毒

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

紫蘇は、果実は「蘇子(そし)」、葉は「蘇葉(そよう)」といって、風邪や咳止めの漢方薬に用いられている効能の高い食材です。

薬膳では、気の巡りを高めて寒気を追い払う作用があるとされ、ぞくぞくする風邪の引き初めや、寒さからくる胃の不調に有効です。

刺身のお供に欠かせない紫蘇には、薬膳では魚やカニの毒素を消す解毒作用があるとされ、現代では、香り成分のぺリルアルデヒドに強い殺菌力があり、食中毒を防ぐ効果が確認されています。

このことは「紫蘇」という漢字の由来にもなっているそうですが、昔々、中国でカニの食中毒で死にかけた人に紫蘇を煎じで飲ませたらった」からといわれています。

栄養面では、ビタミンやカルシウム、βカロテンなど緑黄色野菜のなかでもトップクラスに含まれ、免疫力を高め、花粉症に良い食材としても注目されています。