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かぼちゃレシピ一覧

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かぼちゃスープ
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かぼちゃの煮物そぼろあん
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夏野菜の酢豚

かぼちゃの効能(薬膳)

【五味】甘味・苦味・辛味
【五性】温性
【帰経】脾胃
【効能】補中・補気・化痰
【適応】胃弱・疲労
【作用】粘膜保護・血行促進

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

日本では冬至にかぼちゃを食べる風習があるため、冬のイメージがあるかぼちゃですが、旬は夏の野菜です。

夏に食べたくなるものは体を冷やすものが多いので、体を温める作用のあるかぼちゃは、夏の冷えや、胃腸機能の低下、冷えによる便秘に役立ちます。

ですが国産かぼちゃは、収穫してから1~3ヶ月経った頃の方が甘くて美味しいことから、食べごろは秋冬になります。

ちょうどカゼを引きやすくなる季節なので、冬至にかぼちゃはピッタリです。

栄養面では、風邪予防に有効なβ-カロテンやビタミンⅭが豊富に含まれ、β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を正常に保ち、免疫力を上げる働きがあります。

β-カロテンと並んで抗酸化作用の高いビタミンE・Çも豊富で、体内の酸化を抑制する作用が高く、動脈硬化を引き起こす悪玉コレステロールの酸化を防ぐ作用が血管の若さを保ち、心筋梗塞や認知症の予防、更年期症状の緩和に役立ちます。

特にかぼちゃの種子にはアンチエイジング効果があるといわれ、ビタミンEやポリフェノールなどを含み、女性ホルモン様の働きをするといわれています。

漢方では腸内の寄生虫の治療などに使われる「南瓜仁(ナンカシ)」と呼ばれる生薬にもなっています。

そのままでは食べることができませんが、よく洗ってぬめりを落とし、1日天日干しにしてからフライパンなどでよく炒って、キッチンバサミで先をカットして、中の緑色の部分だけを食べることができます。

1日10~15粒くらいを目安に…お酒のおつまみにも。