>にんじんの効能はこちら

にんじんレシピ一覧

セロリとにんじんのピクルス
satumaimokinpira
さつま芋とにんじんのバター入りきんぴら
renkonninzinkinpira
レンコンとにんじんのきんぴら
鯛のカルパッチョ 中華風

にんじんの効能(薬膳)

【五味】甘味
【五性】平性
【帰経】肺脾肝
【効能】建脾・消食・滋陰・補血・明目
【適応】小児消化不良・夜盲症・ドライアイ・目の疲れ・下痢
【作用】血中脂質抑制

※人参のβカロテンは皮のすぐ下に多い
※アスコルビナーゼ(VC破壊酵素)は熱と酸に弱い

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

薬膳では胃腸の働きを助け、胃もたれ、貧血、目の疲れに有効とされるにんじん。

漢方薬の「高麗人参」とは別物ですが、強い抗酸化力をもち、老化予防に役立ちます。

特に目に作用し、夜盲症、ドライアイが気になる方やパソコンを酷使する方は積極的に摂り入れるとよいでしょう。

栄養面では抗酸化作用の高いβ-カロテンやα-カロテンを豊富に含みがん抑制効果が期待されています。

あの鮮やかなオレンジ色はβ-カロテンによるもので、体内に入るとビタミンAに変わり、皮膚や粘膜、視力を正常に保つ作用があるといいます。

ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油を使った調理がおすすめ。

生で食べたときの吸収率が約20%なのに対し、ゆでたときには約40%、炒め物など油を使ったときには約50~70%。

ですが胃もたれなど消化不良がある時は、生の酵素が消化を助けてくれますので、体調に合わせて調理して下さいね。

他にもオロト酸といわれるビタミン様物質が含まれ、葉酸やビタミンB12の代謝を助ける作用があるので妊娠初期の方に役立ち、肝障害の回復にも効果が期待されています。