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白菜レシピ一覧

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鱈と白菜のミルクスープ

白菜の効能(薬膳)

【五味】甘味
【五性】平性
【帰経】胃大腸膀胱
【効能】清熱・除煩・建脾・利水・通便
【適応】便秘・発熱・口渇・大小便不利

※気虚胃寒者は漬物などの生食を禁ず

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

冬が旬の白菜は、消化を促進し胃腸を整える作用があるとされています。

腸の老廃物を取り除いて便秘を解消し、水分代謝を促す作用がむくみや二日酔いの解消に役立ちます。

平性ですが、熱を冷ます作用があるので、発熱時や痰があるときに有効ですが、胃腸の弱い方が過食すると下痢を引き起こすとされています。

栄養面では、成分の95%が水分で栄養価は低いといわれていますが、アブラナ科の野菜には、がん予防作用のある成分が含まれており、白菜にもアリルイソチオシアネートという発がん物質を抑制する成分が含まれています。

また食物繊維が豊富で排便を促す作用もあるため、大腸がんの予防効果も期待できます。

カゼの予防、疲労回復に有効なビタミンⅭや、高血圧の予防に有効なカリウムなども含まれます。