じゃがいもレシピ一覧
じゃがいもの効能(薬膳)
【五味】甘味
【五性】平性
【帰経】胃大腸
【効能】和胃・調中・補気・建脾
【適応】腹の冷え・息切れ・無力・便秘・潰瘍性腹痛・高血圧(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)
年中出回っているじゃがいもですが、春先から初夏に収穫されるじゃがいもを新じゃがと呼び、みずみずしくて皮が薄いのが特徴。
栄養面でも皮ごと食べる調理がおすすめですよ。
また秋頃に収穫されるじゃがいもは皮が厚めでホクホク感が味わえます。
どちらも新芽と緑色の部分は、ソラニンという有毒物質なので、そこだけくり抜いて調理するようにしましょう。
薬膳では、じゃがいもには胃腸を整えて丈夫にする作用や止痛作用があるとされ、胃痛や潰瘍性腹痛などに有効な食材といわれています。
また気を補う作用があるため、疲れている時や、元気がない時に役立ちます。
栄養面では、高血圧の予防に有効なカリウムを豊富に含み、美肌作りやカゼ予防に欠かせないビタミンⅭが「大地のりんご」といわれるほど豊富に含まれます。
熱に弱いとされるビタミンⅭですが、じゃがいもの場合でんぷんに保護されているため、加熱調理しても失われにくく、効率よく摂取することができます。