トマトレシピ一覧
トマトの効能(薬膳)
【五味】甘味・酸味
【五性】微寒性
【帰経】肝脾胃
【効能】生津・止渇・涼血・平肝・健胃・消食・解暑
【適応】口渇・高血圧・食欲不振・煩渇
【作用】体力回復(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)
夏が旬のトマトには、身体の熱を冷まして水分を補う作用があるとされ、薬膳では暑さによるのどの渇きやお肌の乾燥、食欲不振、高血圧やイライラ、暑気あたりに有効な食材とされています。また、トマトには血中にこもった熱を下げて、肝臓の機能を正常化する働きがあるとされています。
シミのことを「肝斑(かんぱん)」というのは聞いたことがありますね。
肝斑の「肝」は肝臓を示し、肝臓の弱りが原因といわれています。ですので、さほど外へ出て紫外線を浴びていないのにシミが増えたと感じる時は、トマトを食べると良いでしょう。
栄養面でも「緑黄色野菜の女王」と言われるほど豊富な栄養素を含み、中でも強い抗酸化力をもつリコピンやβ-カロテン、ビタミンⅭは、お肌や血管・細胞の老化予防に役立ち、シミの抑制に働きます。体内の余分な塩分を排出し、高血圧の予防に役立つカリウムや便秘解消やコレステロールを抑える水溶性食物繊維も含まれます。
ただし、生で食べると体を冷やしやすいので、胃腸の弱い方や冷え性の方には加熱調理をおすすめします。加熱調理にもメリットがあり、シミ予防に役立つリコピンは、熱を加えた方が吸収率が高まるそうです!
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