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たけのこレシピ一覧

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たけのこご飯
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たけのこ入り「豚シュウマイ」
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たけのこの天ぷら

たけのこの効能(薬膳)

【五味】甘味
【五性】寒性
【帰経】胃大腸
【効能】清熱・化痰・通便・解毒・透疹
【適応】胸腹不快・咳・便秘・麻疹

※注意:脾虚者

(出典元:日本中医食養学会、薬膳ハンドブック 現代の食卓に生かす「食物性味表」/ 監修.国立北京中医薬大学日本校)

「たけのこ」とは、その名の通り土の中に埋まっている「竹」の若い芽のこと。

旬は十日で、十日を越えると「竹」になるといわれるほど成長が早い若芽で、掘ったあと、日に日にアクが増していきます。

なので、手に入ったらできるだけ早くアク抜きをしましょう。(アク抜き、茹で方などは「たけのこご飯のレシピ」に記載

たけのこのは90%が水分で、栄養価はあまりないといわれていますが、薬膳では、熱からくる咳や痰、慢性便秘の改善、はしかやじんましんなどに用いられる食材です。

竹は漢方薬の原料にもなるっていて葉は「竹葉(ちくよう)」、竹の幹の内側は「竹如(ちくじょ)」や「竹瀝(ちくれき)」といって、いずれも鎮静・鎮咳・解熱・利尿などに利用されています。

栄養面ではアミノ酸を多く含み、たけのこの切り口に付着している白い粉のようなものがチロシンといわれるアミノ酸のひとつで、ホルモンや神経伝達物質の生成や、感情や神経機能の調整に関わるとされています。

豊富な食物繊維は便秘の解消に役立ち整腸作用が期待できます。

ですが、たけのこの食物繊維は粗く胃腸に負担をかけるため、胃腸の弱い方や冷え性で便秘の方は、食べ過ぎにご注意下さい。