食性の色分け…=体を温める温熱性/=体を冷やす寒涼性/=温めも冷やしもしない平性

材料 2人分

  • パスタ   180g
  • ツナ缶   2缶
  • 大根おろし 茶こし2杯分
  • 紫蘇    6枚
  • 醤油    適量

作り方

  1. パスタを表示通りに茹でる。
  2. ツナ缶の漬油をしっかりきる。
  3. 大根はおろし、茶こしなどを使って水分を軽く切る。
  4. 紫蘇は細かくちぎる。
  5. 茹であがったパスタに①②③を盛って完成。
  6. 醤油をかけてお召し上がり下さい。

大根おろしとツナのパスタにおすすめ献立

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グリーンピースとじゃが芋のコンソメバタースープ
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大豆とセロリ、ベーコンの野菜スープ
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シナモン入り「かぼちゃスープ」

大根おろしとツナのパスタの薬膳効能

薬膳では生の大根には、体の熱を冷まし消化を促進する作用があるとされ、食べ過ぎや胸焼けがあるときに有効な食材です。

パスタの原料である小麦は、表皮(ブラン)は涼性ですが、精製された小麦粉は温性とされ、古い書物に”食べ過ぎると皮膚の感染やお腹の張り、めまいなどを引き起こしやすく「大根」を同時に食べるとその熱毒を解消する”と記されているそうですよ。

紫蘇は漢方薬の原料にもなっている優れた効能をもつ食材で、解毒作用があり胃の不調に役立ちます。

ツナ缶(特にマグロ)には体に良いとされる不飽和脂肪酸のEPAやDHAが豊富に含まれ、血中の中性脂肪値を下げて血栓を防ぎ、高血圧や動脈硬化の予防や脳を活性化させて認知症の予防に効果が期待できます。

ですが油漬けのツナ缶の場合、浸されている油が過剰摂取の害が心配されるリノール酸が主な油なので、できるかぎり油をきって使うことをおすすめします。

栄養面では鉄分やカルシウムなども摂取でき、ビタミンCが豊富な紫蘇とあらゆる酵素を含む大根との組み合わせで美肌効果も期待できるレシピです。

大根レシピと薬膳効能はこちら

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