食性の色分け…=体を温める温熱性/=体を冷やす寒涼性/=温めも冷やしもしない平性

材料 2人分

  • の刺身   柵20㎝ほど
  • ご飯     2杯
  • 卵黄     2個
  • 白ゴマ    少々
  • ねぎ     適量
  • 紫蘇     4枚
  • のり     少々
  • ワサビ    少々
  • —–<漬け汁>—–
  • だし汁    80ml(濃縮タイプはつけ麺ダレ用に希釈する)

作り方

  1. の刺身を薄切りにし、<漬け汁>の材料に漬ける。
  2. ネギは小口切り、紫蘇のりは細かくちぎっておく。
  3. の上に等分にした①をのせ漬け汁を適量かける。
  4. 白ごま、②、卵黄を盛り、わさびを添えたら、混ぜてお召し上がり下さい。
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お茶漬けにするのもおすすめ。熱いお茶をかけるだけ!(卵は抜きで)

宇和島風【鯛めし】におすすめ献立

焼き鳥レバー(砂肝)
そら豆と新玉ねぎ、えびのかき揚げ
えのき入りかきたまスープ中華風
干し椎茸の卵とじスープ

宇和島風【鯛めし】の薬膳効能

愛媛県宇和島市の郷土料理「鯛めし」は、薬膳において、胃腸を整え、消化吸収機能を高める作用や利尿してむくみを解消する作用があるとされています。また、脂質が少なく、消化吸収しやすいたんぱく質が多いため、体力がない時の補強食やダイエット食にもよいとされています。さらに、皮膚や粘膜を強化するビタミンAや糖質の代謝疲労回復に欠かせないビタミンB1、体内の水分バランスを調整するカリウムなどのミネラル類も多いため美肌効果も期待されています。

ただし、刺身は体を冷やして内臓機能を低下させてしまうというので、温性で解毒作用のあるワサビやネギ、紫蘇などの薬味をプラスしてバランスをとるとよいでしょう。

卵は食物繊維とビタミンC以外の栄養素が全て含まれていることから「完全栄養食」といわれています。薬膳でも全ての内臓機能を高め、貧血や体力回復に役立つ食材とされるためよい組み合わせです。

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