食性の色分け…赤=体を温める温熱性/青=体を冷やす寒涼性/黄=温めも冷やしもしない平性
材料 4人分
- 豚肉肩ロース 4枚
- 玉ねぎ 1/2個
- 自然塩 少々
- 胡椒 少々
- —<ソースの材料>—
- ◎すりおろし玉ねぎ 1/2個
- ◎すりおろしにんにく 1片
- キビ砂糖 大2
- 醤油 大3
- みりん 大3
- 赤ワイン(又は酒) 大3
- 中濃ソース 大2
- 水 大2
- —<付け合わせの材料>—
- さやいんげんのソテー 適量
- 蒸かしじゃがいも 1個
- 千切りキャベツ 適量
作り方
【下準備1】豚肉は筋切りして叩き、形を整えたら塩胡椒を馴染ませる。
【下準備2】①をバットに並べて◎の<ソースの材料>に漬け込む(30分以上冷蔵庫で)。
【下準備3】豚肉は、焼く前に室温(冷たくない)に戻す。
【下準備4】残りの<ソースの材料>を混ぜ合わせておく。
- 玉ねぎ1/2個は輪切りにする。
- 豚肉に漬けておいたソースは捨てずに、<ソースの材料>に加える。
- 油を敷いたフライパンで豚肉の両面に焼き目をつけたら、230℃に予熱したオーブンで、7分程焼く(※1)。
- ③のフライパンをそのまま使って①を軽く焼き、<ソースの材料>を加えてひと煮立ちさせる。
- 焼き上がった豚肉を皿に移し、④をたっぷりかけてお召し上がり下さい。
※1.オーブンを使って焼く理由は、焼き過ぎを防ぐためなので、フライパンでもOK。付け合わせの材料も一緒に焼く(じゃがいもはあらかじめ濡らしたキッチンペーパーに包んで電子レンジで4、5分加熱しておく)。
「トンテキ」玉ねぎにんにくソースにおすすめ献立
「トンテキ」玉ねぎにんにくソースの薬膳効能
豚肉には気・血・津液、全てを補う作用があり、体力回復や加齢による潤い不足、糖尿病に良い食材とされています。また、老化と係わりの深い「腎」の機能を補う作用があるため、腎の働きが活発になる冬にもおすすめです。
栄養面では、豚肉には糖質の代謝に欠かせないビタミンB1が豊富で、不足すると疲労感が強くなったりイライラしやすくなるとされています。またダイエット中の方には敬遠されがちな脂質の多い食材ですが、体にとってはホルモンの原料や細胞膜の成分になる重要な役割があります。不足すると皮膚がかさついたり、髪がパサついたり、老けてみえる原因にもなりますので適量はおすすめです。
玉ねぎやにんにくには、豚肉に含まれるビタミンB1の吸収を助けるアリシンが多く含まれています。そのため「玉ねぎにんにくソース」は疲労回復やスタミナアップに良い組み合わせとなります。