冷えは万病のもとといわれ、ほっておくと老化を加速させてしまうそうですよ(>_<)
そこで体を温める効果抜群の紅茶「チャイ」の簡単な作り方をご紹介します。
冬だけでなく、夏に食べたくなる冷たいアレを食べるときにもおすすめ。
簡単どこでもチャイレシピ
食性の色分け…赤=体を温める温熱性/青=体を冷やす寒涼性/黄=温めも冷やしもしない平性
材料 1人分
- 紅茶の葉 小1山盛り
- ジンジャー(粉末) 少々
- カルダモン(粉末) 少々
- クローブ(粉末) 少々
- シナモン(粉末) 少々
- 八角(固形) 1カケの半分
- ミルク お好みで
- 蜂蜜or黒砂糖orきび砂糖など お好みで
作り方①(茶こしを使って簡単に)
鍋で煮込むチャイは後片付けが面倒(*_*;
手軽におうちで飲みたいときにおすすめ!
- ティーカップに茶こしをおき、粉末スパイス以外の八角と茶葉を入れる。
- 熱湯を注ぎ蓋(ラップでも)をして3分蒸らす。
- 茶こしを外して粉末スパイスを加え、お好みで甘味やミルクを加えてお召し上がり下さい。
作り方②(お茶袋を使って外出先でも)
職場や出先で活躍。熱湯を注ぐだけですぐ飲めて後片づけ不要!
- 全ての材料を下写真の様なお茶袋に入れ、ジップロックなどにいれて持ち運びます。
- あとは出先でカップに(又は熱湯を入れた水筒に)お茶袋を入れて熱湯を注ぎ、3~5分おいたらお茶袋を捨ててお飲み下さい。
作り方③(お鍋でじっくり)
お鍋で煮込むとやっぱり濃厚な美味しさです。時間があるときにはぜひ。
- お鍋にティーカップの半分のお湯を沸かし、茶葉とスパイスを加えて弱火で3分ほど程煮む。
- テーカップ半分強の牛乳を加えて沸騰する直前に火を止める。
- 茶こしを使ってティーカップに注ぎ、お好みで甘味を加えてお召し上がり下さい。
簡単どこでもチャイにおすすめのおやつ
簡単どこでもチャイの薬膳効能
紅茶自体に温性で体を温める作用がありますが、スパイス類を加えることでより体の芯まで温まる効果が高まります。
なぜならチャイに入っているスパイス類は全て、漢方薬にも用いられる下記のような優れた効能をもつものばかり!
- 八角…四肢(手足)の冷痛・胃寒の腹痛に。
- ジンジャー(乾姜)…消化器系を温め寒気を追い払う。腹痛、下痢に。生の生姜より強力。
- シナモン(柱枝)…発汗作用・寒気を伴う初期の風邪、頭痛に。
- クローブ(丁香)…胃寒の嘔吐・陰部の冷え、帯下などに。
- カルダモン(小豆蔲)…消化促進・整腸作用。清涼感のある香りでリラックス。
どれも体を温める作用がありますが、それぞれ特徴があり「乾姜」が体の芯を温めるのに対し、「八角」はガツンと温めるといった作用をもたらします。
あまり和食には馴染みのない「八角」ですが、かわいらしい星型をしていて英名はスターアニスと呼ばれ、独特な強い香りがあり肉料理の臭み消しによく使われます。
「乾姜」は生姜を乾燥させたもので、体の芯からじんわり温める作用があり、生の生姜よりも持続性があるといわれています。
カルダモンの爽やかな香りにはリラックス効果があるといわれチャイには欠かせなく、シナモンやクローブにも独特の香りがあります。
どれも体を温めてくれるので全てそろえなくても大丈夫。
初めは少量ずつから試してみて自分好みを見つけて下さいね。
私は毎冬、足の指にしもやけができてしまうほど冷え症なので、職場で手足がなかなか温まらないときに、チャイ袋が活躍してくれます。
また薬膳では間違いなくNGなアイスですが、食べるならチャイとセットがおすすめ。
「冷えは万病のもと」といわれ体に悪いだけでなく、薬膳では特に冬の冷えは老化と係わりの深い「腎」を痛めて老化を加速させてしまうと言われています。
市販のチャイも売られていますが、体によくない疑いのある添加物や体を冷やす砂糖が多く入っているので、効果があまり期待できません。
ぜひリーズナブルで体にやさしい手作りチャイをご活用下さい(^^)/