食性の色分け…赤=体を温める温熱性/青=体を冷やす寒涼性/黄=温めも冷やしもしない平性
材料 1人分
- ご飯 茶碗1杯
- 出汁昆布 3㎝角
- ゆり根※ 7~10片
- 天然塩 少々
- —<トッピング>—
- 梅干し・塩昆布・小松菜など…
作り方
- ゆり根を下処理します(下記参照※)。
- お鍋に水と昆布を入れ、沸騰したら①を入れ2分ほど茹でる。
- 昆布を取り出し、ご飯を入れお好みの硬さになるまで煮たら塩で味を整える。
- トッピングには梅干し、塩昆布、小松菜などがおすすめ。
※ゆり根の下処理
①使う分だけ外側から鱗片を一枚ずつはがす。
②茶色くなっている所はピーラーか包丁でそぎ落としてよく洗う。
ゆり根はオガクズ(なければキッチンペーパー)に包んで冷蔵庫で保存すると長持ちします。
ゆり根のお粥の薬膳効能
日本では病人食のように扱われていますが、中国では常食されているお粥。
消化がよく胃腸にやさしいお粥は普段の食事にもおすすめです。
乾燥ゆり根は、古くから滋養強壮効果があるとされ「百合(びゃくごう)」という咳止め、利尿、安眠などに用いられる漢方薬にもなっています。
中医学ではお肌は内臓の鏡といわれていて、肺を潤し咳を止める作用があるゆり根は、美肌効果も期待される食材です。
意外にもヌルヌルしていて、お肌への潤い効果が期待できます。