食性の色分け…赤=体を温める温熱性/青=体を冷やす寒涼性/黄=温めも冷やしもしない平性
材料 1人分
- ごはん 1杯弱
- 卵 1個
- 山芋 5㎝ほど
- 天然塩 少々
- だし昆布 2㎝角
- 水 300㏄
★お好みで、のりや紫蘇、梅干し、ネギなど
作り方
- お鍋に出し昆布と水を入れて火にかける。
60℃位を保ちながら、30分程おくとよく出汁がでる(時間があれば) - 山芋は洗って水けを拭き取り、菜箸を刺してコンロの火でひげ根を焼き落とす。
火の粉に注意! - 皮付きのまま5㎜位の厚さに切って、沸騰した①に加える。
昆布は取り除く - 山芋が柔らかくなったら、ごはんを加えて塩で味を整え、溶き卵を流し入れて完成。
卵はお好みの固さで
山芋入り卵粥の薬膳効能
山芋は、老化防止、体力回復、強精、滋養強壮効果の高い食材で「山薬(さんやく)」という漢方薬にも用いられています。
胃腸を整え消化吸収を促す働きもあり、食欲がなかったり、胃腸の調子が悪い時にも役立ちます。
白米や卵には、胃腸の機能を高め元気をつける作用があるため、山芋との相乗効果で、体力回復に有効なレシピです。
また、体を温め発汗作用のあるネギや紫蘇、生姜などを加えることで、寒気を伴う初期のカゼの改善に役立ちます。
日本では、病人食のように扱われているお粥ですが、中国では毎日のように食べられている定番メニューだそうです。
体調がすぐれない時はもちろんですが、朝食にもおすすめです。