食性の色分け…=体を温める温熱性/=体を冷やす寒涼性/=温めも冷やしもしない平性

材料

  • 生椎茸     適量

作り方

  1. 椎茸の汚れを湿らせたキッチンペーパーなどで拭き取る。
  2. 石づきを切り落とし、3mm幅の薄切りにする。
  3. ザルなどに重ならないように広げ、天日干しで3~4日干す。

  4. 完成した干し椎茸は、乾燥剤を入れた密閉容器(味付け海苔の容器を使うと便利)で1~2ヶ月保存可能(乾燥状態による)。

【ポイント!】
・うまく乾燥できずに水分が残ってしまうとカビの原因になるので、風通しがよく直射日光の当たる場所に干す。
・失敗しないために椎茸は薄切りにする。
・2時間ほど天日干しするだけでもビタミンD※は増えるというので時間がない方にもおすすめ。
・カビが心配な方は旨味成分がアップする冷凍保存もおすすめ。

※ビタミンD…骨や歯を形成するカルシウムの定着に必要。不足すると骨がもろくなる。

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干し椎茸の効能(薬膳)

きのこ類は日光に当てるだけでビタミンD※や旨味成分が10倍以上アップすると言われています。国産の干し椎茸はスーパーで買うと高いので、椎茸が安い旬の時期にたくさん天日干しして冷凍保存しておくとよいでしょう。

薬膳ではきのこ類は、元気がない、疲れやすい、倦怠無力感、食欲不振など気の働きが不足しているときに有効な食材とされています。また、黒い食材は精をつけ「腎」※の働きを助けるとされ、干し椎茸もそのひとつとされています。

栄養面では、便秘の解消に有効な食物繊維や免疫力を活性化させアレルギーやがんの予防に有効とされるβ-グルカン、カルシウムの吸収を助けるビタミンⅮなどが多く含まれ、骨粗鬆症の予防や骨や歯の強化に役立ちます。

また椎茸とマッシュルームには、エリタデニンという悪玉コレステロール(LDL)を減らす成分が含まれます。コレステロールの代謝がよくなると血液の流れがよくなり血栓ができにくくなります。動脈硬化や血圧の上昇を抑えることができるため、生活習慣病の予防に効果があると言われています。

「腎」・・・腎臓の機能を含む他、成長・発育・生殖といった人体発育を担い、水分代謝、呼吸にも関係する。老化はこの腎機能の衰えから始まる。

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