食性の色分け…赤=体を温める温熱性/青=体を冷やす寒涼性/黄=温めも冷やしもしない平性
【材料】(1人分)
- パスタ 100g
- お湯(ゆで用) 1L
- 塩(ゆで用) 小3
- ベーコン 20g
- エリンギ 1本
- 生クリーム※ 100ml
- オリーブオイル 大1
- —<ソースの材料>—
- 全卵 1個
- パルメザンチーズ 大2
- 黒胡椒 適量
- ガーリックソルト 適量
※生クリームを牛乳に置き換える場合は、バターを10g加える。
【作り方】
- 鍋に湯を沸かし、塩を加えてパスタを茹でる(ゆで時間はパスタの表記通り)。
- ボウルに<ソースの材料>を混ぜ合わせる。
- オリーブオイルを敷いたフライパンでエリンギをしんなりするまで焼いたらベーコンを加えてこんがりするまで焼く。
- 茹で上がった①と、生クリームを加えてひと混ぜしたら、②を加えて火を止める。
- すばやく混ぜ合わせたら(卵白が固まらないように)、器に移してお召し上がり下さい。
【エリンギ入り簡単カルボナーラにおすすめ献立】
【エリンギ入り簡単カルボナーラの薬膳効能】
薬膳では、卵やチーズ、生クリームは体に潤いを与え、秋の乾燥で傷つきやすい肺を守るために役立つ食材です。特にチーズには、皮膚や粘膜を保護し、乾燥による肌荒れや咳の予防、通便作用にも効果が期待できます。
カルボナーラは高カロリーですが、卵、チーズ、ベーコンには体を構成するために必要なたんぱく質が豊富です。チーズには体に吸収されやすいカルシムが含まれるため、加齢とともに弱りがちな筋肉や骨の維持にも役立ちます。
エリンギを含めきのこ類には、たんぱく質の合成に欠かせないビタミンB2やカルシウムの吸収を助けるビタミンⅮ、強い抗ガン作用があるとされるβ-グルガンなどが含まれ、免疫力を活性化させてアレルギーやがんの予防に効果が期待されています。
ただし、加工肉は体に悪いとされています。国際がん研究機関によると「加工肉や赤身の肉を1日50g食べ続けると、結腸直腸がんのリスクが18%増える」と示唆されています。また最新の研究では、1日当たりたった25gの加工肉を消費するだけで大腸がんのリスクが高まるとされています。これは亜硝酸ナトリウムという食品添加物が使われているためです。(魚肉や食肉に含まれるアミンという物質と結びつくことで、ニトロソアミンという強い発がん性物質に変化するとされている。)
というわけで、このレシピで使う量なら気にしなくてよいでしょう。さらにきのこ類もそうですが、野菜を付け合せるとさらにがん予防に効果的です。野菜にはカロテンやビタミンA、ビタミンⅭ、ビタミンEなどの抗酸化作用の高い成分も豊富です。